2011年2月12日土曜日

Tamiya 1/35 Т-34-85 1944



キットはタミヤのもので、1987年に発売されました。しかし出来は良くなく、やる気のないがっかりする内容でした。

最低限手を入れるところが多すぎました。

特に転輪は穴の空いたタイプにしたかったので、ジャンク箱とT-34/76のキットからかき集めました。
厳密に言えばその穴の開いた転輪も事実と違うのですが、その当時は仕方なかったのです。

当時はAFVは冬の時代でしたので、やる気のないキットが多く、これと同時に発売されたシャーマンジャンボも、とても酷いものでした。


履帯はビニールの酷いものでしたので、マケットの組立式履帯に替えました。これも難儀なものでしたが。



砲塔の形状もタミヤのキットは全く似ていなく、パテを盛ってそれなりにしました。



ピストルポートの盛り上がった部分の位置が違うので切り取って移動させました。ハッチ前の跳弾板も追加しました。



ペリスコープはドラゴンのJS-2の部品を流用。



エンジンフードは金網を切り抜きメッシュに交換、枠はプラペーパーで再現しました。エッチングパーツを使う発想はまだありませんでした。燃料パイプは真鍮線です。



燃料タンクの給油口の位置を真ん中に移動。



手すりは金属線、ノコギリも追加。



砲塔のピストルポートは外れるようにしました。

結局完成したのは2004年で、T-34/85のキットはすでに他社から決定版が出ていました。社外品のアフターパーツも豊富で作りはじめた頃には想像できない環境になっていました。


2004年 完成

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